あなたに合う離婚業務専門家を見つけるためのチェックポイント

こんにちは。
【トマトの離婚サポート】トマト行政書士事務所の菊地です。

離婚公正証書や離婚協議書は、一生ものです。
依頼する前に、相談してみたいと思った専門家に実際に会ってみて、よーくお話してみてください。

とはいえ…。
士業事務所は、ちょっと敷居が高い。
そうそういくつも巡ってみるわけにもいかない、という感覚の方が大多数でしょう。

「良さそうな先生だな、相談してみたいな」という方を見つけたときに、ホームページやブログなどをチェックして本当に相性が合いそうかどうか、判断できたら便利ですよね。

今は、当事務所に限らず、ホームページやブログ等を書いている先生も大勢いらっしゃいます。
どこをよく読むのが適切でしょうか?
ブログ記事を全部読むわけにもいかないですし…

離婚業務専門家の選び方!ホームページとブログのチェックポイント3点

それでは早速。
検索エンジンで「行政書士 離婚 ××(地名)」とか、「弁護士 離婚 ××(地名)」といったキーワードを使い、離婚業務を専門とする事務所をいくつか探してみましょう。
ホームページを10~20ほどチェック。
「この先生が良さそうかな」と思ったら、以下をよーくチェックしてみてください。

  1. プロフィール(自己紹介)
  2. 先生の写真
  3. ブログの文章

それでは、以下で順番に説明していきます。
どうぞ参考にして、良さそうな先生を選んでください。

プロフィール(自己紹介)は大切!

その先生は、プロフィール(自己紹介)に、何が書いてありますか?

ただ単に、離婚の際に作る書類の大切さとリスクを説いている人…
あるいは、他の士業をむやみに攻撃している人…
そういう人のブログを読んで、怖くなって相談してしまうという方もいらっしゃるかもしれませんが。

どちらかというと、お勧めなのは「プロフィールを読んでみて信頼できる人」です。

プロフィールには何が書いてありますか?

簡単な経歴、士業の資格をとった経緯、どんな考えで事務所運営をしているのか…
そういったことが書いてありませんか?

自分の境遇を分かってくれそうな経歴の持ち主かどうか、よく確認してみてください。

ヒトには、想像力がありそうでいて実はそんなにありません。
あなた自身と全く同じ境遇であれば理解も早い。
…が、そんなヒトはいませんよね。
だから、どんなことを考えているのか、どんなふうに仕事をしているのか、どういう経歴なのかを確認して、より正確に状況が伝わる専門家を見つけるのです。

特に離婚業務は、法的な問題に、気持ちとお金がからみます。
法的な専門知識のとどまらず、気持ちの問題やお金の問題をしっかり考えるには、まず、その専門家に状況を正確に伝えることが第一歩です。

個人的には、「私も離婚経験者です!」「経験がありますからベテランです!」と、自分の離婚経験をウリにして、だから気持ちが分かりますというのはちょっと心配です。
離婚は人それぞれ。
だって、結婚は人それぞれですから。
その多用な「離婚」に、自分自身の1回~数回の経験を挟み込もうとするのは、(程度にもよりますが)ちょっといかがなものかなと思います。
正確な状況把握の邪魔になりかねません。

その専門家はどんな顔?写真を確認して顔つきで選ぶ

次に、先生の写真も確認してみてください。
いかがでしょうか。

人間って、目(視覚)からの情報が8割とも9割とも言われています。
あなたの目は、写真から、何を読み取りますか?

それは、「勘」に近い感覚かもしれませんが…
会って顔を見た瞬間に「あ、このヒト違う!」と思うことってありますよね。
それを防ぐために、ぜひ、写真をチェックしてみてください。

ブログの文章をよく確認して、仕事ぶりや仕事への姿勢、離婚業務への考え方を見抜こう

ブログの文章を外注(つまり、お金を払って外部の専門家にブログ文章を委託すること)していない限り、ブログには、その先生の仕事ぶりや姿勢が出てきます。

ブログの文章、どうですか?いろいろな視点で見てみましょう。
…と言ってもざっくりしすぎるので、主な視点を下に挙げます。

  1. 文章は分かりやすいですか?書いてあることは伝わりますか?
  2. 文章から受けるイメージ、気持ちはどうですか?
  3. 個人情報が漏れていませんか?

1番。
文章を読んでみて、なるほどなぁ、分かりやすいなぁと思ったら、恐らく依頼したあとの仕事でもなるほどなぁと思わせる説明をしてくれる…かもしれません。
説明を聞いてもよく分からないまま、何を書いてあるのかわからない書類ができあがっていくのは恐怖です。

2番。
文章を読んでみて、怖いなぁと思ったら、その後の仕事も「あぁこれをやらないと怖い!」「これしないと危険!」と追われるように仕事を進められるかもしれません。
文章にはその人となりが出ます。
誠実なヒトは誠実な文章を書きます。逆もしかり。

3番。
中には受けた仕事について勝手にブログに書く専門家もいらっしゃるので要注意です。
専門家としてお客様から実際に受けた仕事を掲載し、そのことを表明することで「実績」をアピールできるわけですが、士業には、厳重な守秘義務が課せられています。
法的なことを考えれば、個人が特定されなければいいのですけれども。
とはいえ、お客様との相談内容を、相談のあった場所も日付も推測されるような状態で、ダイレクトにそのまま書かれているのは心配になりますよね。
そういう意味でも、「お客様の声」といった事務所利用者の情報を、よく確認してください。

どうぞ、参考にして、あなたに合う事務所を探してみてくださいね。

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