2019年の抱負 その2
2019年の抱負、3点のうち2つめ。
今年の4月で、当事務所は開業5年目になります。
早いな、5年。
実は、「3年を目途に、うまく行きそうになかったら廃業も視野に入れよう」という考えで、5年前に開業しました。
…と、こんな書き方をすると背水の陣っぽいですが、一部の方はご存じのとおり決してそんなことはございません。
どちらかというと、「見切りをつけるのは早いほうがいいだろうし」というスタンスでした。
よく、行政書士事務所を開業希望の方から事務所見学を打診されるのですが、そこでご質問を受けると、「がむしゃらに頑張っている感じですか?」とか「石にかじりつく勢いですか?」なんて聞かれます。
この5年を振り返ると…そんなに頑張っていないです。
そういうタイプじゃありません。
だいたい、仕事でそこまで燃え尽きると、家に帰ってから家事育児できませんし(シングルマザーなので長く安定して仕事続けるには燃え尽きている場合じゃない)。
ただ、お受けした案件は全力で推進するので、たまに鬼の形相になっています。
心の中に迎撃ミサイル10発ぐらい仕込んで交渉に伺うこともあります。
でもこれはがむしゃらっていうより、責任感ゆえ。
あと、子ども食わせないといけませんから。
…という過去を振り返りつつ、そんなこんなで考えたのが、次の抱負です。
ビジョンとブランディングの見直し
今まではとにかく、ご縁があった仕事を大切にやってきていました。
もともと行政書士になったきっかけは自分自身の離婚で、子どもを抱えて相談先がなかったことでした。
もちろん、現在、離婚業務を行っています。
一方、今、一番業務拡大に注力したいのは在留・ビザ関係業務。
現在は配偶者ビザが多いけれど、就労関係のビザも増えつつあります。
この「離婚」「在留」両業務を絡めて、国際離婚業務も手掛けていけたらいいな、とか。
あとは国際相続(尤も、国によっては相続なんていうものがそもそも無いのですけどね)も手掛けていけたらいいな、とか。
業種以外で考えてみると、今のところ、当事務所は、同業者から驚かれる(どん引きされてる?)ぐらいイレギュラー案件が集まっています。
今までは突発事故があっても全力で交渉して、かなり高い割合で許可をとってきました。おかげ様で、想定外のことが起こったときに、法令や慣例をどう使って許可に結び付けるか、だんだんわかってきました。
こうなったらゆくゆくは、日本一、イレギュラー案件に強い行政書士になりたいと思っています。
…と、現状と妄想を書きなぐっていますが、こうしてみてみると、なんだか注力すべき点があやふやだなぁという気がしています。
そこで、5年という区切りでもあるし、また業務体制を見直していきたいとも考えているし、より良い事務所にするため、今後どういう姿勢で業務を進め広げるか、今年は見直すことにしました。
単に「考えなおそう!」ではなくて、外部の協力をあおいで進めていきます。