福祉分野での「採用」のはなし
こんにちは、トマト行政書士事務所の菊地です。
ずいぶん前から求人採用が難しいという声を、障がい福祉事業所さんから頂いていました。
頂いたご相談は主に二つ。
1.資格者が集まらない。
2.すぐに辞めてしまう。
すぐに辞める=事前の説明と仕事内容とのずれ?
求人採用って社会保険労務士さんが主にご活躍する場面のような気がしていたのですが、労務面は業務範疇としても、こと人材不足の悩みは業務外とのこと。
言われてみると確かに……助成金や労働条件面の話はともかく、求人難の解決は士業の仕事ではないかもしれません。
一方の私は障がい福祉が専門分野なので、より悩みの解決に近いかもしれないということと、恐らくデザイン広告業務の経験がお役に立ちそうなので、事業者さんのご相談にしっかり対応してみました。
私自身は長らくWEB・SNS分野、広告業界におりました(今でもデザイン業務もしています!)。
求人広告は私の専門分野外ではありますが、
「事実を的確に伝える」
という点は似通ったものがあります。
分かりやすく良さを伝える。
事業所の良さとクセ、仕事の雰囲気を伝えるのは、商品について伝えるのと同じような面もあります。
なるべくお金をかけずにできた気がします
顧問契約外の業務になりますので、別途料金が発生しますが、事業所独自のホームページを持っていただいて、余すところなく事業所の雰囲気を掲載したうえで、求人広告も独自ページ内に掲載。
求人サイトにも掲載があったのですが、独自ページから応募があったということでした。
独自ドメイン取得からのWEBサイト構築でしたので、ちょっとお時間はかかってしまいましたが、思ったような採用に至ったので良かったよかった。
最近の求人は、スマホで検索している人が多いので、まずはスマホで見やすいWEBサイトを作ってそこに求人情報を載せるほうがいいですね。
今後の採用ももう少しスムーズに進みそうです。WEBサイトは一度作ってしまえば、ずっと存続しますからね。
いろいろと、腑に落ちたことが多かった今回のお仕事でした。
※お客様名は伏せて、こういう内容なら掲載してもいいという事前承諾のうえで本日は記事を書いています。