私の目標の一つに、生涯現役というものがあります。

生涯現役!!
…というと、なんだかすごくガツガツした言葉に思えて、なんか違うような気がするのですが……
そんな偉そうなものではなくて。
一生涯、適度に仕事して、適度に遊んで、適度に運動して、適度に勉強していけたらいいなぁと思っています。

最初はもやもやと、今、何か学ばないといけないんじゃないかと思った

私は今、行政書士をしつつ(そして我が家のおちびの親でもありつつ)、放送大学で、心理学を学んでいます。

大学に入ろうと思ったきっかけは、ただなんとなく、自分の子ども(当時2歳ぐらい…?)を見て、漠然と不安になったから。
私が子どもの頃とは、ずいぶん違うのだなと思ったのです。
勿論、私自身が2歳の頃を覚えているわけではなくて、私には弟が2人いるので、ヤツラ(笑)の幼少時との比較になるのですが。

人間としての違いもあるのだろうけれど、今の子どもと、私が子どもの頃とは、何か違う。
もやもやと、違いを感じたのが、大学に入ったきっかけでした。

子どもは、ある程度ほうっておいても、身長が伸び成長するにつれて、自然といろんなことができるようになります。
どんどん成長して、新しい能力を獲得していきます。
学校にも通いますしね。
進級すれば環境が変わって、変化とともにさらに成長します。
この、今でさえ「違っている」感じがする子どもが、このまま成長していったら、どんどんと「何かが違う」感じが顕著になっていってしまうのではないか…きちんと、親として、子どもにアドバイスなんてできないんじゃないか?
そんなふうに、考えたのです。
一緒に住んでいるんだけれども、別次元の存在(?)になるんじゃないか、と。

大人は、意識して新しいことに目を向けないと、自分が既に獲得しているものだけで勝負したがります。
変化がキライですし。
少なくとも私は、習慣を変えるのがキライです。
放っておくと、昔のまま、変わらぬ世界で生きつづけるかもしれません。

ふと振り返ってみると、私が最後にしっかり学んだのは、今から約20年前、大学生のときでした。
あれから20年。
時代が変わって、当時学んだことは、既に古くなってしまっています。
当時の常識は大きく変わりました。
だって、当時はWindows95の時代です。
学校によっては、PC98が普通に存在していました。
iMacが出て騒がれていました。
一晩中ネットにつながっていることが奇跡でした(当時のネット回線は不安定でぶつぶつ切れたので)。
今では考えられません。

だから、今、もう一度しっかり何かを学ぼうと思ったのです。
私は、時の流れから、取り残されつつあるのかもしれないと思いました。

せっかく何かを学ぶなら、今の仕事にすこしだけ役立つことをやろうと考えました。
お客様に、気持ちが沈んでしまっている方が多いので…その方々を少しでも理解して、何か役立つには、心理学がいいのかなと考えたわけです。
「新たな時代の何か」を学ぶために、環境として大学を選んで、中身として心理学を選んだことが、果たして正しかったのかどうかは分かりませんが。

もやもやの正体は時代の変化かも

心理学で、「エリクソンの発達理論(ライフサイクル)」を学んで、ふと、以前感じたもやもやの正体が、見えたような気がしました。

心理学を学んでいない方も分かるように、少し説明すると、この発達理論というのは、人生を8段階に分けるものです。
そして、それぞれの段階に応じて、発達課題がかせられます。
例えば、幼児期(2~4歳)の発達課題は自律性vs恥・疑惑、というふうに。
自律性と、恥や疑惑の観念が葛藤しつつ成長していくのが幼児期なんだ、ということです。
そしてその時期に導かれることは意思だそうです。

老年期の場合は、統合対絶望。
つまり、死というものへの絶望と、今までの人生を振り返って自分自身を統合することが、葛藤していく。
このときに導かれることは、英知だそうです。

そんなことを学びながら、「英知」と聞いてふと頭をよぎったのは、昔話に出てくる長老のイメージでした。
童話に出てきますよね、村一番の長老が、難題を解決するとか、困っている若者に知恵を貸すとか…。
老年期に英知を獲得するって、つまり、そういうことなんだろうと思ったのです。
ユング心理学で言う老賢者でしょうか。
そう、賢者とか仙人とか……あんなふうになるのが、「英知の獲得」のビジュアルイメージではないかな、と。
時代劇の水戸黄門なんかもそうです。
そういえば、私が中学生の頃(つまり約25年前)に亡くなった祖母は、仙人っぽい、賢者っぽい人で、いろいろなトラブルを英知で解決しているような人でした。
そこから現代に思いをめぐらせると………今の世の中で、あんな人、いるかしら。
現代の困った若い人は、村の長老のアドバイスを求めませんよね。
Google先生に頼るでしょ?
それから、若い人に偉そうに勘違いなアドバイスを押し付ける人は大勢居るけれど(人はこれを老害と言う)、適切なアドバイスをして尊敬されているご老人は、あまりいらっしゃいません。
(でも少数ですがいらっしゃることは確かです。アドバイスされたことはありませんが、私の自宅のお向かいにも、尊敬したくなるようなご老人が住んでいらっしゃいます。)

エリクソンって、昔の人なんです。
勿論Windows95よりも昔の人です。1994年にお亡くなりですし。
昔は今ほど時代の変化が急ではなかったし、何かを調べるための道具は書籍か人の知恵だったので、困ったときに活躍するのは長老だったんだろうなぁと思うのです。
今は、時代の変化が急で、昔の経験の蓄積が必ずしもそのまま役立つとは限りません。
さらに、何かを調べるのに、自宅にあるタブレットやPCを使って、簡単に他人の経験談を(ブログ等から)調べることができます。信憑性についてはさておいて。

つまり。自分自身が抱えていた、人生の流れとイメージが、崩れてしまっているんだなと思いました。

時代が大きく変わって、価値観が変わり、情報が豊富になり、常識も変わりました。
環境が大きく変わったので、人間に求められるスキルが変わりました。
経験は……昔ほどは、役に立たなくなりました。全く役に立たないわけじゃないけど。

だから、子どもの成長していく様子も、なんだかちょっと、自分が思っていたのと違うのです。たぶん。
もやもやの正体は、簡単に言うと、「時代の変化」なのだろうと思います。
時代の変化に対して、もやもやしちゃうということは、既に「時代の変化についていけていない」部分があるということでしょうね。

生涯現役であるためには

「生涯現役」というと、すごく気合が入った感じがしますが、冒頭でも申し上げたとおりそうではなくて。
その時代にしっかり合わせて、役に立つ人でありたいなぁということです。
そのために、しっかり学びなおそうと思って、大学に入りました。

時代に合わせた学びのために、大学に入ることが正解だったのかどうかは、私には分かりません。
ただ…まず、カルチャースクールは、違うなぁと思いました。
それから、「実務を通して学ぶ」っていうのでは、足りないなと思いました。
社会人経験が約20年あるのに、こうして、時代の変化にもやもやしちゃうのですから。

ちゃんと、今の現実を、理論的に・体系的に学ぶとしたら、大学以外は思いつきませんでした。

何かの資格取得とか、そういうのでは足りないなぁと思いました。
資格取得のための勉強って、その資格についてのみを学ぶので、「今の時代」を学ぶことにつながらないです。
大学では、理論や基礎を学んでいくので、理論の背景もあわせて学んでいきますし、通常、大学で講義を解説するのは現役で研究している教授の方々ですから、講義を通じて今の時代を学ぶことにつながります、きっと。
心理学なんて特に、「どの時代にも普遍的に通用する万能な理論」はあまりなくて、大きな社会的な出来事が背景となって研究が進むケースもありますので、時代を反映しやすいですよね。

今後もこんなふうに、ゆるゆると、新しい知識を取り入れ続けて、自分を変化させ続け、新しいスキルを獲得することができれば、と思っています。
難しい漢字ばっかり使って書くから、なんだか硬い感じになってしまいましたが、簡単にいうと、時代の流れにあわせてバージョンアップしていこうってなるでしょうか。

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