【コラム】この連休は遊んで、仕事して、家のことをして、終わりました
休める気分ではなかったけれど、休日も尊い時間だと思うので休んでみました
このたび、10連休を体験しました。
休みに入る前は、スケジュールで頭がいっぱいになったり、気分だけはすでに6月になっていたりして、休める気分ではありません。
だがしかし。
私はシングルマザーで、親戚は「休日こそ繁忙期!」という人ばかり。
小学生になったおちびは保育園児じゃないから休日保育の対象外で、学童保育はお休み。
連休に入る前、「いかにして連休中の子どもの預け先を確保するか!?」とか、「10日も休めない!」という悲鳴が、あちらこちらから聞こえました。
さて、私はどうする…。
幸い、自営業ですので、きっちり「出勤!」「仕事!」「家庭!!」と区分けする必要がありません。
休みながら、仕事して、いつもより多めに家事して、あとは、あと数年したら子どもにそっぽ向かれるんだろうから、今のうちに出かけておこう!なるべく遊びにいこう!
仕事は、来たら来た時考えよう!
…と、腹をくくることにしました。
いろいろ「デビュー」させてみました
我が家のおちびは、この春から小学生になりました。
もう「未就学児」ではありません。
そこで、子ども向けのところへ連れていく以外に、いろいろと「デビュー」させてみました。
連休中に行った美術館は、新津美術館「ゲゲゲの人生展」と万代島美術館「ソール・ライター展」。新津美術館は、子ども向けの施設ですが、万代島美術館のソール・ライター展は完全に大人向け。
おちびはちゃんと、静かに写真を鑑賞して、私に話しかけるときはひそひそ声にしていました。いくつかの写真が、「どうやって撮ったのかなぁ?」と、気に入ったようです。
喫茶店デビューさせてみようと思って、私が大学生のころからたまに行くカフェ・ド・ラペへ連れていってみました。
マスターあたかさんと私が、社会と文化の話をしているのを、おちびなりに静かにきいて、たまに相槌を打っていました。
糸魚川の化石の谷で、化石発掘デビューしました(小学生以上が対象なので)。
2人で、「佐渡金山の中の人は、これがずーっと続いたんだよね」とぶつぶつ言いながら、化石を見つけるために2時間石を割り続けました。
お尻が痛くなりました。
どれも、ささやかなデビューですが、おちびは楽しそうにしていました。
楽しみ方を教わったわけでもないのに、何かが蓄積してきたから、自然と楽しめるようになったのでしょうね。
おちびの成長に立ち会うことができたような気がしました。
お客様の相談に乗ったり、打ち合わせに行ったり、いろいろ
かなりいろいろと遊びましたが、それでも家にいる時間が普段よりも多いので、家の掃除をして、冬物の洗濯をし、たんすの防虫剤を入れ替えました。
お客様から電話がかかってきて、長電話で相談に乗ったり、いくつかの提案もしました。
休み中、何回かアポイントメントが入ったのですが、おちびと相談をして、短時間だったので留守番させることにしました。
お客様にお会いして、打ち合わせや相談。
おちびの初の留守番は、難なく成功でした。
「学校に入ったのだから毎日勉強しなさい」と言って、連休中も毎日一定時間勉強させ、その間、私は書類作成。
E-mailでの連絡などもこのときに。
合間をぬって、包丁を研いで、ピクルスや漬物をつけ、かっているめだかの世話をして、事務所の仕事のアイディアをいくつか思いつき、連休が終わりました。
おちびと公園で遊べたし(私は空を見上げていただけですが)、自然科学館の恐竜展も行けたし、クラシックストリートをはしごできました。
遠出はしなかったけれど、あちらこちらで遊べて、仕事もつつがなくできて、充実した連休でした。
でもやっぱり、連休後が怖いなぁ…。明日から、パンクしませんように!