警察署で新潟市と博物館と美術館と戊辰戦争(北越戦争)について語ったこと

こんにちは、トマト行政書士事務所の菊地です。
私生活も仕事も、面白いことに遭遇する率が高いほうです。たぶん。きっと。

今日は、車庫証明の申請に、警察署へ行ったところで、新潟市の博物館と美術館についてご説明申し上げ、追加で戊辰戦争についてお話したことを。

新潟県外からいらしたらしい方が居て

車庫証明の申請書を出しにとある警察署へいったら、新潟県外から来たらしい方が、場所を教えてほしいと窓口で相談中。
警察の人も、スマホで検索したり住宅地図を出したりして、調べているけれど分からない。

旧新潟市役所跡地付近の博物館を知りたいとのことでした。
目的は、古い建物と、戊辰戦争(北越戦争)について調べたい、と。

皆さんみなとぴあをご案内するものの、その方は「そこはもう既に行ったけれど違う」という。
うーん、そうだよねぇ…みなとぴあには、戊辰戦争の資料がもしあったとしても、少ないでしょうねぇ…。

そのうちに、近くに美術館は無いですかとその方がおっしゃり、警察の方が新潟市美術館と新潟県立万代島美術館をご説明。
そこは美術館だから郷土資料を展示していないような気がする、と警察の方がおっしゃるものの、その方は市の美術館へ行こうとする…

しばらくやりとりを黙って見ていたのですが、車庫証明申請の順番を待っている間に、ついつい口を挟んでしまいました。

新潟県立歴史博物館は長岡市にあるのです

新潟県内で戊辰戦争(北越戦争)の資料を調べたいのでしたら、長岡市にある県立歴史博物館。
新潟市の歴史は、港町としての商業の歴史と、水・農業の歴史が中心なのです。
長岡は、戊辰戦争については何かと有名ですし、資料もあるかと思いますが。

新潟市には、美術館等多々あるけれど、昔の郷土資料を展示しているのはみなとぴあぐらいかな、と。
新潟市立の美術館は、近代現代美術の展示が中心ですし、県立万代島美術館は、今はレオナール・フジタをやっていますよ。
あとは県立自然科学館に昔のものの展示がありますが…。
でも戦争というよりは、新潟の自然と人の暮らしとの関わりが中心でしょう。

…云々。以下略。けっこう長いことおしゃべり。

ついでに、和菓子から見る新潟市と長岡市の文化の違いについて、私の持論を展開
何やってんだ私。
その方からも警察の方からも「助かりました」と感謝されましたが…すっかりお節介なオバサンに成長しつつあるなと思う今日この頃。

戊辰戦争(北越戦争)の跡が何も無いわけじゃないのですが

その方には、ご説明しなかったんだけど、新潟には戊辰戦争の跡が何も無いわけではなくて。
「関屋金鉢山公園」なんかは、実は戊辰戦争のときに陣地をはったあとなのです。
でも、実際にいってみると丘になっている公園で、とっても大きな木があるので気持ちいい場所だけど、確か資料としては碑があるだけだし。

それにしても、「旧新潟市役所跡地」って現在のNEXT21のことですが、この近くに博物館というと、何と勘違いなさったんだろう。
古い建物ともおっしゃっていたから、一瞬「県政記念館かしら」と思ったけれど、あそこは明治になった後の議会の資料があるだけだしね。

…とまぁ、車庫証明申請するだけなのに、なぜかこういう事になるのでした。
でも楽しかったから良しとしよう。

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