【コラム】デュアルモニタ化&SSD換装完了

10代・20代のころ、夢中だったことの一つがPCです。

特に、10代のころ。
本屋さんには本当にたくさんのPC雑誌が並んでいて(インターネット環境はまだそんなに恵まれていない)、気になる特集が組まれた雑誌を買ってきては、どうにかこうにかしてパーツをそろえ、夜な夜な筐体を開いて、ごそごそ作業していました。
今では考えられないかもしれませんが、出始めたころのPC(うぃんどーず95とか、その少し前とか)は、分解して手を加えると、目に見えて性能がよくなったのです。
自分の手で改造できるのが楽しくて楽しくてしかたなくて、高性能にしてもしょうがないのに、せっせと作業していました。

大人になったいまは、さすがにそんな時間はない…というか、月日が経るとともに、精度が上がって、とてもじゃないけど「手を加える」なんて考えられないのが昨今のPC事情。
ふつうにパーツを組み替える程度。
それでも筐体を開くと、わくわくしていた当時の感覚がよみがえります。

メモリ増設、SSDへの換装、デュアルモニタ化

さて、11月に、懸念事項だったメモリ増設に加えて、

  • SSDへの換装
  • デュアルモニタ化

を行いました。

まずはメモリ増設。

なんだかPCの動作が遅いのが、ずっと気になっていたのです。
この春、急に遅くなった気がしてシステムをチェックしたら、メモリ8GBで作成したはずのPCなのに、4GB。
勘違いだったか。
何年も前から使っているPCだし、4GBだったのかもなぁ…というわけでメモリ増設。

これが一番簡単だろうと考えていた(ふつう、メモリ増設は、マザボのスロットに差し込むだけ)のですが、そうはいかず。
久々に、ブルースクリーンが現れました。
たかがメモリ増設でブルースクリーンってどうなの。
とはいえ、再起動すると、BIOSがメモリを認識しているのに、OSの起動に至らない…起動できない。
BIOSを何回確認しても、メモリを認識している。
こ、これは。
「相性問題が発生したときの症状じゃないか……すでに相性なんて過去の遺物だと思ってノーマークだった…!!」
※大昔、PC黎明期、巷で売られるパーツにはごくふつうに「相性」というものがあり、同じような規格のはずなのに、●社のマザボに×社のメモリはダメだとか、認識されないとかエラーになるとか、まぁそんなのがありました。
相性問題勃発かと悔やみ始めたところで、よくよく筐体を確認してみると、私が無理やり筐体を閉じたのでケーブルが干渉して、メモリが物理的に抜けかけていたことが発覚。
メモリが抜けかけ、中途半端になっている状態。
よくこんな状態で認識されていたものです。
危険!
中途半端な状態で電源入れていると、ショートしかねないのですが、運よくマザボもメモリも無事でした。

その後、筐体の中を掃除機でホコリをとったら、メモリの表示が「16GB」にアップ。
あれ?やっぱりもともと8GBだったのか。
ホコリがたまっていたせい?
それとも、もともと、メモリ抜けかけていたのかな。
いずれにしても、危ないところでした。

SSDへの換装は、クローンを作成してサクサクと

SSDへの換装が、一番手間取ると思っていましたが、予想外に簡単でした。

  1. SSDをUSB接続して、ソフトウェアを使ってクローン作製
    HDDが1TBで、SSDが500GBなので、そのままクローンというわけにはいきませんでしたが、よいソフトウェアを使ったら簡単にできました。
  2. マウンタと呼ばれる部品で、2.5インチのSSDが3.5インチベイ(HDDは3.5インチサイズ)に入るようにする
  3. 筐体を開く
  4. SATAケーブルに接続し3.5インチベイに取り付ける
  5. 筐体を閉じる

写真が下手でよくわからないかもしれませんが、こんな具合で接続完了。
難なく終了。

デュアルモニタ化

デュアルモニタ化も、そんなに難しいことはなくて、ただ、アームを組み立て、モニタをアームに取り付けただけ。

衝立の向こうから見るとこんな感じです。
全然難しいことはなくて、簡単に完了。
ただ、アームが重いし、やたらときつくねじが止まっていたので六角ねじをゆるめるのにちょっと技術を要したため、労働した!という感じはあったかもしれません。

この3つの「改造」で、一番、仕事の効率が上がった気がするのはデュアルモニタ化。
これ、本当にいい。
右ウィンドウを参照しながら、左ウィンドウで作業できます。
どうして今までデュアルにしなかったんだろう?

グラフィックボードはGeForceのGT 1030。
少し枯れた感じの、ハイスペックガンガンでないところが好みです。
オンボードと組み合わせればトリプルもいけるのですが、今のところトリプルの必要性を感じないので、デュアルのままで(とか言いつつモニタがまた増えたらすみません)。

これで、来年はもうすこし、効率的に仕事をスピードアップできそうです。

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