ほんぽーとで相談員してきます!…相談会とセミナーについて思うこと

明日はほんぽーとで相談員いたします!

明日は久々に、午後からほんぽーとで相談員をいたします。
新潟県行政書士会ほんぽーと新潟市立中央図書館が主催の相談会です。

明日はどんなご相談をいただけるのでしょうね?

ほんぽーとだけではなくて、いろいろと相談会をさせていただいておりますが、ご相談いただく内容は、最近は相続のことが多いように思います。
(他のご相談、契約書のこととか、許認可や起業のこととか、補助金のことなど、いろいろ、多数ありますが…。)
そして、相談者の方によくお話を伺うと、皆様、複数回セミナー等にご出席なさったことがある様子。
もっとも、こういう相談会にいらっしゃる方は、関心の高い方が多いですから、当然といえば当然かもしれません。

そして、セミナーでは解消されなかった疑問を、こうして個別の相談会で相談をするというのは、とても良い流れだなと思います。
せっかく無料の相談会ですし、「申し込んで」「当日わざわざ出向く」という手間はかかりますが、ぜひご利用ください。
解消されなかった疑問を放置しておくと、せっかくセミナーに参加した意味が薄れてしまうので…

相談会とセミナーについて思うこと

相続にしても、起業にしても、「セミナーへ行ったけれど疑問が解消されなかった」という方のご質問をお受けすると、セミナーの限界を痛切に感じます。

どうしても、セミナーは、大勢の人を相手にご説明することになります。
また、その内容は、主催者のメリットにつながるようなお話が、多くなるのではないかなぁと想像します。

セミナーは、お話のメインになる事柄について、「ちょっと興味があって調べてみたことがある」人から、「興味しんしん!」という人を対象にしているのではないかと思います。
例えば…そうですねぇ…起業のことで言うと、「やりたい事業については経験がある」「必要な許認可も知っているけど詳しい条件までは知らない」といった人が対象ではないでしょうか。
あるいは、ご相談の多い相続のことについて言えば、「遺言書を書こうと思っているけれど、有効な遺言書にするための細かい条件を全部クリアできるか心配だ」といった方が、セミナーのメインの対象者になることが多いと思います。

なので、たまに、相談会で「セミナーはたくさん受けたけれど…そもそも起業って何ですか?会社作らないとだめなの?個人じゃ駄目?」とか、「遺言書についてのセミナーはたくさん受けたけれど…遺言書ってそもそも何?遺言書書いたら誰がかなえてくれるの?エンディングノートと何が違うの?」といったご相談をお受けします。
知識や経験がある人からすると、これらの質問は基本中の基本的な知識です。
でも、意外と盲点なんだろうなと思います。
だって、基本のことだから、本にも書かれていないことが多いです。
にも関わらず、「そもそもの基本」が分からないから本で調べたりセミナーに行くんだっていう人も、大勢いらっしゃると思います。

なかなか、全部の疑問をセミナーだけで解消するのは難しいです。
人によって疑問に思う部分は様々ですから、1~2時間のセミナーで全部の疑問を解消できるわけがないと思ったほうがいいかもしれません。
セミナーだけではなくて、個別のご相談もぜひ、利用してみてくださいね。

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