初めまして。
トマト行政書士事務所 代表の菊地美奈子です。

代表プロフィール

菊地美奈子
・特定行政書士、申請取次行政書士
・2014年4月 トマト行政書士事務所開業

このサイトをご覧いただいて、ありがとうございます。

現在、日本では、結婚した三組のうち一組が離婚しています。実際の数にしますと、年間226,000組が、離婚しています(H28年1年間の件数、厚生労働省)

また、離婚後、成人するまで養育費を払ってもらえるのは、およそ20%弱。とても低い数字です。
さらに、離婚時に「小学校入学前の子ども」がいるケースが、4割程度とされています(H9年人口動態社会経済面調査より、厚生労働省)

離婚は、大変です。
私自身、離婚経験者ですが、本当に大変でした。「大変」と言うだけでは足りない気がするのですが、「大変」以外に適切な言葉が思いつきません。
簡単に決められることではないのですが、良い相談先が無い…どこへ相談したら自分のほしい答えが見つかるのか分かりませんでした。

それに、変な言い方ですが、離婚は一生モノです。
「あのときこうしておけば…」と思うことが、いろいろとあったとしても、もうやりなおすことはできません。

私は、大変な思いをして離婚するのだから、その後は幸せになってほしいと思うのです。
離婚してよかった、あのとき思い切って離婚したから、幸せになれた。
そういう方が、一人でも増えてほしいと思って仕事をしています。

この事務所の特徴は、離婚を勧めたり、価値観を押し付けたりしないことです。
私は確かに、離婚を経験して、今はシングルマザーなのですが、「離婚の経緯をはなしてもらえませんか」と頼まれることはあるのですけれども、お断りしています。
なぜかというと、離婚というのは人それぞれ、結婚も人それぞれですから、ご自分でよくよくお考えになってほしいと思うためです。
そもそも、本当に離婚しか、無いのでしょうか。結婚を継続する、やり直す方法は無いのでしょうか。
私は確かに、離婚専門なのですが、「そもそも離婚しかないのだろうか」と、あらためて夫婦や結婚というものについて、見つめなおすお手伝いをしています。結果、離婚せず、結婚を継続するケースも少なくありません。

離婚するときに、親は二人とも自分たちのことで手一杯になりがちなんですけれども、子どもには子どもの気持ちがあります。
子どもが、気持ちが不安定になっていつもと違う行動をとってしまったり、予想のつかないことを言ったりするかもしれません。親以上に、子どもは、家庭がないと生きていけないのですから、子どもの反応としては、ごく普通の反応です。
親はそのことを考えて、きちんと子どもの気持ちを受け止めて、離婚=親子断絶とならないように、離婚後の子育てについてもしっかり話し合う必要があります。離婚は感情に走ってしまいがちなのですけれども、それとは別に、子どもの将来を考えなければなりません。

この事務所では、離婚の成立と、書類作成だけを目的とはしていません。
お客様のご要望によりますが、今後の生活のこと、子育てのこと、離婚後の生活が成り立つように一緒に考えていきます。
特に離婚前、収入があった方は、「離婚したって何とかなる!」と生活を考えずに離婚しがちですが、離婚して世帯が分かれるということは、それまでと同じ生活では成り立たないということになります。

いろいろな離婚の相談を経て、つくづく、早めにご相談していただく大切さを感じています。
ふと離婚が頭をよぎったときや、誰かに相談してみたいけれど…と思ったときに、すぐご連絡ください。
離婚のこと、夫婦のこと、生活のことを一緒に考えましょう。