前々から思っていて、以前、セミナー講師として補助金についてお話したときもハッキリ断言したことなのですが、コラムにもしっかりと残しておこうと思って今日は記事を書くわけです。

「トマトさんにお願いすれば、補助金申請して通る率上がりますか?」

…という質問をたまに受けます。
融資についてもこんな質問をたまにうけます。
あるいは、補助金業務をやっている事務所のホームページで、こんな文章を見かけます。

採択率●●%!

うーん。
まぁ、数字は目を引くからね。しょうがないよね。
でも、大事なのって、そこじゃないよね。
正直、採択率じゃないよね…。
数字を売りにしている事務所は、補助金のことを知らないか、アイキャッチのために敢えて書いているか、どちらかだと思います。

補助金申請、何を審査される?

補助金申請において、うちの事務所でお手伝いできる部分は、ごくごくわずかです。
ほんのわずかです。
でも、決して欠くことができない部分でもあります。

トマトがお手伝いできるのは、申請書類の作成だけです。

商品でいえば、トマトがお手伝いするのはパッケージの部分です。

パッケージであたる商品もあります、確かにね。
そういう意味では、トマトの存在価値もあるのです。
トマトは全力で、立派なパッケージを仕立てます。
でも、パッケージが立派なのに、中身開いてみたらつまらない商品だった…これだとがっかりします。

がっかりする事業に補助金がくることはありません。

当然ですが事業ソノモノはお客様にやっていただかないとだめです。

補助金を申請するにあたって…どの補助金でも当てはまることですが、補助金には目的があります。
その目的にかなった事業でないとダメです。
基本的な部分ですが、けっこう、そこを外して考えている人が多いのです。

審査ポイントは必ず要項に書いてある

たとえば創業系の補助金。
ただ「創業する」っていうだけでは補助金もらえません。

どんな事業だといいのか?
どんな事業を起こしてもらいたいのか?

どんなふうに経営展開してもらいたいのか?

どこで事業をしてほしいのか?

…といった補助金の目的があります。
補助金の目的に沿った事業が、採択される可能性が高いのです。

だから書類「も」重要

補助金の目的は把握した、目的に沿った事業だったから補助金がもらえるぞ!!

…とは、なりません。
補助金の目的に沿った事業であっても、補助金がもらえるとは限りません。

補助金の審査は、審査員が、申請書類だけを見て行います。

審査員は、膨大な量の書類を見ています。
だから、分かりやすく簡潔に書類をまとめ、補助金の目的に沿った事業であるということをしっかりと理解してもらう必要があります。

トマトの役割はそこです。
商品でいえば、パッケージの役割はそこです。
お客様(審査員)の目にとまり、どんなにいい商品か理解してもらい、その必要性に迫る。
これはパッケージの役割です。
でも、パッケージだけがよくてもダメなのです。
中身がよくなければなりません。

ここに素敵な事業がありますよ、と、きっちり伝えるのがトマトの役割です。

アドバイスは、します。
こんなふうにしたほうがいいんじゃないか、採択率が上がるんじゃないか、というアドバイスはきちんといたします。
でも、実際に動くのは結局、依頼者様です。

だからまぁ、申請全体の中でみたら、トマトの重要性はせいぜい多く見て、半分ぐらいかなと思います。

だから採択率はあまり意味が無い

補助金って、難しいのです。

100%条件に合っているからといって、採択される(お金が支給される)とは限りません。

逆に、その補助金の目的に沿っていないからといって、落選するとも限りません。

補助金には予算というものがあります。
予算枠に対して、たくさん応募があれば、どうしても審査は辛口になるでしょうし、逆もしかり。
だから私に「採択されそうですか?」って聞かれても、ウーンってなってしまいます。
「昨年はどうでしたか?」っていう質問も、あまり意味がありません。

昨年人気があった補助金だからといって、今年も人気があるとは限らないのです。
実際、そんな例を知っていますし。

採択された経験から言うと

今までを振り返ってみると…

まず私が「鉄板」と呼びたくなるような、補助金の目的に完全に合致しているようなケースは、私が関わらせていただいた場合でいうと、今まではほぼほぼ採択されてきました。
(これからはどうなるか分かりませんが。)
たとえば創業系の補助金って、「若者」や「女性」が申請者だと加点されるようですし…あとは「商店街にお店を開く」とか「生活の利便性をあげる」とか「人を雇用する」と加点されるものが多いわけですが、そういうものにたくさん当てはまっているケースで、なおかつ事業として儲かりそうだとなると、やっぱり採択されました。

そうではない場合はどうかというと、もう、ケースバイケースとしかいえません。
悪い率ではないけれど、これはもう、ほぼ運です。

たとえば私の事務所が昨年、補助金に採択されたわけですけれども、その補助金目的としては、買い物の不便な人に利便性を追及するようなものは加点されたようですが、私の事業はそうではないわけで…
それでももらえたのは、たまたま運がよかったのでしょう。
たまたま、私の作った書類がよかった。
たまたま目をひいた。
事業の計画がありそうで、儲かりそうに見えた。
新しい事業、革新性がありそうに思われた。
…とまぁ、こんなところでしょう。

たまたま補助金目的に沿った事業のお客様が、トマトに依頼してくれば、事務所としての採択率は上がるでしょう。
あるいは、応募者の少ない補助金に申請したがるお客様が多ければ、採択率があがります。
そうではなくて「採択されるかどうか分からないけど出してみる!」というお客様からの依頼が多かった場合、事務所としての採択率は下がるでしょう。
じゃあ、依頼者様に「あなた採択されそうにないからやめなさい」って言うかというとそれはできないわけで……上にも書いたとおり、本当に、結果が出てみないと分からないのが補助金なのです。

とっても採択率が悪い補助金へのご相談の場合、「採択率が悪いですから無理にお勧めはしません」ぐらいのことは言いますが。
それでも、やっぱり、出してみないと分からないし、採択されることもあるのが補助金です。

実際、某創業系の補助金で申請書類作成のお仕事を受けたときのこと。
そこの補助金の採択歴からいって、一度も採択されたことがない業種でした。
というか、公に対象外となっているわけではないものの、「絶対にこの業種は採択されないだろう」という都市伝説のある業種でした。
事業内容も、全然補助金の目的には沿っていませんでした。
依頼者様とは、補助金申請の着手金をいただくにあたり「宝くじ買うつもりで」って話をしていました。
応募者がものすごく多いと聞いていたので、ほぼダメだろうぐらいに思っていましたが…
なぜか、採択されました。
補助金全体での採択率はすごく低かったのですが、なぜかその人は採択されました。

なぜか?

こたえ、トマトの申請書類が素晴らしいから。
…と言いたいけれど言えなくて、もう、これは運だろうと思います。
採択された理由と、採択されなかった理由は、永久に分からないのが補助金申請です。

ただ、運をつかむには、全力で事業内容を磨き上げることと、全力を注いで作った申請書類が必要だ、ということです。

「補助金は運です」と断言してしまうような私に補助金のことを相談してみたいという方は、どうぞお早めにご連絡ください。

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