なぜ、会社を設立するの?

imgyokuaトマトは行政書士事務所ですから、「会社を設立したい」「起業したい」「法人設立したい」というお問い合わせをよくいただきます。

お問い合わせいただかなかったら事務所廃業です(笑)

でも…法人にするって、けっこう大変なんです。
手続きが大変なわけではありません。
いや、大変なのは間違いありませんが、そこが言いたいのではありません。

トマトでは、お客様からお問い合わせをいただくと、「どうして法人にしたいのですか」とお伺いします。
その答えが明確ではない場合や、「なんとなく…」という場合、「起業といえば株式会社」というふうにイコールでお考えの場合などは、一度じっくりとお話を伺うことにしています。

法人にする、ということ

法人にするのは、時間と手間がかかります。
ご存知のとおり、ただ事業を行うだけであれば、法人にせず、個人事業主としてやることが可能です。
むしろスタート時点では、そのほうがいいかもしれません。
一概には言えないのですが…。

また、ボランティア活動にしても、そうです。
ある程度の規模までは、任意団体としてやっていけばいいと思います。
「ちょっと社会に役立つことをしたいな」とお考えなら、まずは動くべきであって、法人設立はずーっと後でいいのです。
(これも、一概には言えませんが……。)

個々の状況に応じて、いろいろな事情がありますので、本当に一概には言えないんですけれども…一般に、「法人のほうが、個人事業主よりも信用力が上がる」と言われています。
また、そのような説明をするウェブサイトもたくさんありますし、本だってたくさんあります。
では、現実はどうですか?

ここでひとつ、しっかりと、法人にすることのメリット・デメリットを考えたいと思います。
だって、法人税ってけっこう高いですし!
NPO法人だって、活動内容によって、しっかりと税金がかかります。
メリットデメリットを考えたうえで、法人設立するかどうかを判断してください。

メリット1:信頼性向上

トマトは行政書士事務所ですが、行政書士事務所は、個人事業主が多いです(法人もあります)。
また、フリーランスという言葉が認知され、いろいろな職種で、広く、個人で事業をなさっている方がおられます。
かなり大きな企業であっても、必ずしも、法人であることを求められません。

それでもやっぱり、法人のほうが、信頼性があります。
ケースバイケースではありますが、以下のようなことがあります。

  1. 「個人事業主とは取引しない!」という企業がある
  2. 金融機関からの融資は、法人のほうが有利
  3. 法人のほうが良い人材が来る

全部、職種によって、ケースバイケースというわけで、あくまで一般論ではありますが…
それでも、たとえば2番なんかはもう、歴然と違います。
株式会社はそもそも、大勢の人から資本金を集めやすくするための法人ですから、個人で事業を営むのとは、規模からして違ってきます。

上記はあくまでも「一般論」ですけども…。
たとえば起業したてで事業計画が貧困であれば、法人だろうが個人だろうが、融資をしてもらいにくいのはもう当然ですし。

NPO法人の場合は、「行政から委託事業を打診されている」というような場合、任意団体ではなくNPOにしてほしいといわれることがあります。
これも「信頼性向上」の一つと思っていいでしょう。

メリット2:節税

起業したばかりで法人化するのではなくて、ある程度事業をやってこられた方が法人設立する場合、こちらの目的が多いでしょう。
ある程度、売上げがある場合、法人を設立したほうが節税になります。

詳しくは省略。税理士さんに聞いてください。
ポイントとしては…所得税は「累進課税」なので、一定以上収入があると、税率が上がります。
それから、法人にすると、社長のお給料が経費にできます。
この2点でしょうか。
だいたい500~600万円以上、年収がある場合は、一度法人化をお考えになったらいいかなと思います。

一方のNPO法人については、これはもう、その法人ごとに内容がかわってきます。
ただ、その活動に営利的な事業が含まれている場合は、NPOであっても法人税がかかってしまいます。
それをふまえて、それでも法人化するメリットがあるかどうかは、その法人ごとに違ってきます。

メリット3:事業承継と相続税

個人事業主の方が法人設立に踏み切る場面の一つに、事業承継があります。
つまり、相続です…というと語弊があるかもしれませんが。

個人事業主の場合、死亡すると、その財産すべてが相続の対象となります。
「これは事業で使っていたものだから…」なんて、関係ないのです。
全部が相続財産ですから、遺産相続の手続きをしなければならなくなります。
非常に細かいことですが、銀行の口座ひとつとっても、お亡くなりになれば凍結されてしまうわけです。
相続手続きしなければ、口座は凍結したままです。

その点法人は、「法人」の持ち物となるわけですから、基本的に相続税はかかりません。
(代表者が株式を持っていれば、株式にたいして相続税がかかります。)

相続のときに争って、財産がばらばらになってしまった……これだと、個人事業主の場合、廃業につながりかねません。

法人設立のデメリット

もちろん、イイコトだけではありません。法人設立にはデメリットがあります。
手続きが面倒!!
これも大きなデメリットの1つでしょう。
それ以外にも、デメリットがたくさんあります。

  • 赤字でも法人税を支払わないといけない
  • 社会保険に加入しなければならない(個人事業主とは違って従業員の人数に関係ない!)
  • 会計処理が大変になる
  • 事務処理が増える(会計、社会保険、法人設立…etc)
  • 事業を辞めるにも金がかかる!

どうぞこうしたことをご検討になって、法人設立するべきかどうか、お考え下さい。

新潟の補助金申請、法人設立は当事務所にお任せください。

補助金申請、株式会社・特定非営利活動法人(NPO法人)・合同会社・一般社団法人等の設立、創業融資をご検討の方はぜひ当事務所にご相談ください。
補助金採択実績、創業融資実績多数ございます。
ご来所でのご相談はもちろん、電話やE-mailのお問合せも歓迎です。

メールでお問い合わせはこちらお子様・お孫さん連れでのご相談もどうぞ。
お子様が居ても起業し活躍する時代です。
TEL 025-278-8680
受付時間:9~17時 (土・日・祝定休)
お昼休み12~13時もお電話受け付けております

※ご注意
このサイトに記載されている情報を参考にしてご利用になる場合は、自己責任にて行ってください。当事務所では、当サイトに記載されている情報を利用したことによる責任は、一切負いません。
実際のご相談は、事象が複雑に絡み合っていることがよくあります。簡単に一般論で話せるものではなく、ケースバイケースです。状況によって、お手続きの条件が異なります。なお、当サイトの全文または一文を無断転用することを禁じます。