ご挨拶<どうして行政書士になったの?>―代表 菊地美奈子

minako310トマト行政書士事務所のウェブサイトをご覧いただき、誠にありがとうございます。
当事務所では、丁寧にお話をお伺いすることと、お約束をまもること、お客様にご心配をおかけしないよう適宜ご報告をすること等、お客様の立場に立ち、誠心誠意、お客様に向き合っております。

なぜ、行政書士になったのかというと…私自身は、行政書士になる前に、何回か困ったことに遭遇しました。
仕事をしている中で困ったことになったり、私生活の上で困ったことになったりしましたが、どこに相談したらいいのか分かりませんでした。
仕事の上でトラブルに遭ったときは、「私が」ではなく「会社が」トラブルに巻き込まれたのですが、上司と相談の上、勇気を出して法律の専門家に相談してみたものの……そういうところに相談するのはとても勇気が必要ですよね……でも結局、その専門家の方は状況をよく理解できなくて、うまく解決できませんでした。

今こうして、法律や行政の制度等についての知識を得て、振り返ってみると、「こうだったら良かったのに」と思うことがたくさんあります。
あの相談した専門家の人が、もう少し熱心な人で、状況が理解できなくてもうまく解決できそうな人を紹介してくれたらよかったのに…とか。
あのとき、この知識さえあれば、トラブルに巻き込まれても浅い傷で済んだのに…もっとうまく解決できたのに…とか。
それから、もう一つ大切なことにも、思い当たります。
悲惨なトラブルに巻き込まれているときだからこそ、親切な人から手を差し伸べてもらうと感謝の気持ちでいっぱいになるし、恨み妬みの感情ではなくて感謝の気持ちが後に残るのだ、ということです。

さて、在留資格の申請は、申請する人の人生を大きく左右します。
様々な文化や、世界情勢等を背景とした人々が、この日本で暮らしていくと決心して、行うものです。
拒否されれば即、人生が大きく変わってしまう…日本で暮らそうという計画が頓挫してしまう…ということも、あり得ます。
この大切な手続きを、しっかりと熱心に取り組みたい。
在留資格で困った経験は私には無いのですけれども、自分自身が困った経験を思い起こしながら、より熱心に確実な手続きに取り組みたい。
そんなふうに考えて、この業務にあたっています。
幸せなお客様をより増やしていくために、誠心誠意、手続きしてまいります。

座右の銘<何を考えて生きているの?>

座右の銘というほどではないというか、難しい四文字熟語でかっこよく言えないのですが、内村鑑三が書いた「後世への最大遺物 デンマルク国の話」という書籍で紹介されている、イギリスの天文学者ハーシェルの言葉に、「この世の中を、私が死ぬときは、私の生まれたときよりは少しなりとも善くして逝こうではないか」という言葉があります。
ハーシェルという人は、簡単に「天文学者」と紹介されていますが、その人生を調べてみるととても頭の良い人で、ケンブリッジを首席で卒業したということですが、それはさておき…
自分の欲にばかりとらわれずに、世の中を善くすることを考えて行動したいものだなぁと、ずいぶん前からけっこうマジメにかんがえてきました。
あまりこういう考えを突き詰めていくと、独りよがりになって、親切の押し売りで済めばいい方で、ただの迷惑になってしまいますが……きちんと状況をわきまえながら、より善い行動をしていきたいと考えています。

略歴<今まで何をしてきたの?>

新潟大学 理学部卒業。
銀行に勤務し、その後、フリーランス(WEBデザイナー)、デザイン会社勤務、総合ECサイト運営企業におけるSNS事業立上げ、銀座のインテリアブランドにおけるWEBサイト管理・商品企画立案ほか企画全般といった経験を経てトマト行政書士事務所開設。
私生活では一児の母で、子育てに奮闘中。

趣味<どんな毎日を送っているの?>

料理

子どもと一緒に暮らしているので、料理は毎日欠かせませんが、これが趣味も兼ねていて、気分転換にちょうど良いです。
おいしいものが好きで、毎日のごはんはおいしいに限る!と真剣に考えています。
人の幸せとは、毎日おいしいごはんが食べられることと、元気で健康に暮らせることです(断言)
そのためには、日々、季節の移り変わりを楽しみつつ、その時期の食材を使って、適度に手をかけたおいしいものを食べるに限ります。それから、季節を楽しみに、お散歩などして外へ出ること。

…と、快適な暮らしが好きな私はそう思うのですが、人生の幸せを家族仲良く快適に暮らすことに求めない人もいらっしゃるんだなぁということをこのごろ知りました。人っていろいろです。

ドライブ

ラリーをしていた車好き亡父の影響で、車を運転することが好き。だから、おちびと車で出かければ、おちびは観光で喜ぶし、私は運転で喜ぶ…一石二鳥です。運転した!という実感を得るために、乗る車はいつもよく動くタイプで、MT車。最近は選択肢が減ってきました…。
三菱 MIRAGE→TOYOTA Vitz RS→VW Golf GTI(父から相続!)…と乗り継いできました。ホットハッチが大好きです。

万年筆

万年筆にはまった最初の頃は、珍しくて美しい万年筆を集めることに固執していましたが、今は、実際に使って管理できる万年筆だけを手元においています。
とはいえ、なかなか使う機会がありませんので、3本だけ手元に置いてありますが、インクを入れてあるのは1本だけ。ペリカンのスーベレーン M320<オレンジ>という、オレンジ色にきらめくボディがとてもきれいな万年筆に、セーラー万年筆の廃盤になったジェントルインク・グレナーデ(カシス色)をつめて使っています。
万年筆は、週に1度は使わないとインクがつまる(と思っている)ので、せっせと友人に手紙を書きます。
経歴をご覧のとおり、かなりのIT系人間…ですが、私生活はアナログで、友人とはあまりe-mailを使わず(電話すらめったに使わず)もっぱら郵便です。